Fブロックの書き手を想像

 参加作品のみを読んだ印象で、書き手を想像しています。読んだことのある書き手で、思いついた人の名前もちょっと書いています。

F-01  星
 これは書き手のSF属性をビンビン感じる話! 書き手は高確率でアン・マキャフリーの「歌う船」シリーズ、読んでますな。キャラクター設定、語り口も含め、POEさんだと思う。惜しむらくはタイトルにもうひと捻りほしかった。

F-02  星の数ほど
 書きなれていて文章のテンポが良いが、規定枚数に収めるのに苦労したような……普段は長編書きか。これは藤村脩さんかなあ。

F-03  モトラタトラット (ハナモゲトラッタッタ語で「目が覚めたなら」とい う意味)
 このテンションの文章はフェイクではあるまい、きっと類似作品もサイトにもあるはず。男性的なテンポだと思うのですが。
 葉山郁さんかなあ。サイトにあった「レタスになった男」のテンポと似たものを感じる。

F-04  星に願いをかけてみた
 女性の書き手か。文章に新井素子っぽいような、古き良き時代のコバルト文庫を感じたので、その時代に青春時代をおくった世代か。

F-05  夢売りの話
 ライトノベル以外の小説もかなり読んでそうな本好きの書き手。宮沢賢治とかも好きそう。これは冬木洋子さんかもしれない。作品というよりもプロフィールを見てピンときた。

F-06  翡翠
 地の文とセリフのテンションのギャップが特徴かも。現代物というよりはファンタジーを好んで書きそう。

F-07  ぷっぺ 〜星の妖精〜
 短めの話、全編フェイクでもいけるか。冬木洋子さんはこういう話もかける引き出しを持っていそう。

F-08  流星の夜、金の風吹く
 若いか、恋愛物が苦手な書き手。同人経験があるかも。この話、世界観、ストーリー、個人的に好みだ。枚数にとらわれず膨らませて最後まで書いたものを読みたい。

F-09  カフェ・アルモニカ
 書き手暦よりも読み手暦の方が長そうな感じがする。テーマを入れ込むのに苦労したか。

F-10  星龍井戸譚
 バランスの良い文章。読む人も書く人も選ぶジャンルなので、馴染みがなければ書けないジャンルだと思うが。田中芳樹の書く中国物が好きそう。

F-11  ぼくと彼女
 若い書き手かなあ。主な書きジャンルは学園恋愛物と見た。