Gブロックの書き手を想像

 参加作品のみを読んだ印象で、書き手を想像しています。

G-01  暗闇にまたたく
 中高生の若いライトノベルの書き手か。参加作品と普段の作品のギャップは少ないだろう。

G-02  月の隣
 本を読みなれている、学生の女性の書き手。二次創作経験もありそう。

G-03  クリスマス・オーナメントと子供と私
 本を読みなれている書き手。ストーリー・テーマともにうまく、バランスがよい。

G-04  さいはての星
 主ジャンルはファンタジーか。SFも書くor読む。誌的な文章はフェイクではなさそう。

G-05  星より甘やかに
 書きなれている。テーマのとらえ方に意外性があってうまい。色々なジャンル、作風で書いていそう。物語の雰囲気から穂高あきらさんっぽい。

G-06  花に星
 書きなれている。改行多めが特徴か。ストーリーに引き込まれた。続編希望。

G-07  峠の我が家
 タイトルと中身のギャップからしても、これはSF属性を持っていなければ書けない話だろう。SF者には色々とくすぐられてたまらない。SFを書いた経験がないのにこれが書けたらすごいな……。

G-08  勝負
 テーマの消化がやや不十分かもしれないが、文章がうまい。普段から時代物を書いているか、固めのファンタジーを書いていて時代物を書きたくなったのか。これも穂高あきらさんっぽい。

G-09  金曜日の屋上
 長編は書きなれていても短編はあまり書きなれないかも。改行後の字下げなしはフェイクっぽい。色々なジャンルが書けそうだが、文体はこれが素か。

G-10  星色謎解き
 読書経験はありそうだが、若い書き手か。推理ものの漫画や宮部みゆきあたりが好きなのかな。冬城カナエさんがこういう話を書きそうな気がする。

G-11  その手に星の砂を
 SF要素もある話だが、SF属性は薄めなので、普段はファンタジー書きがフェイクのためにSF要素を取り入れたと大胆予想してみる。だとしたら、女性の書き手。SF具合から藍真珠さんのような気がする。