アニメ夜話第3弾

 3月28日(月) 23:00〜 「新世紀エヴァンゲリオン」
 ツボに入ったのは「エヴァンゲリオン芥川賞を!」という一言だった。当時からエヴァは純文学だと思っていたので、この一言にはすんなり納得。
 アスカ役の声優・宮村優子嬢の裏話が聞けたのもよかった。劇場版の最後のアスカのセリフの謎が明らかになったといえば明らかになったか。
 自分はモロにエヴァ世代で、当時、リアルタイム放映されていない地方に住んでいたのだが、サークル(SF研究会)の先輩が、東京在住の先輩の友人が水曜日のリアルタイム放送を録画したビデオテープを宅配便で送ってきたものを、金曜日にサークルの部室で見ていた。劇場版はもののけ姫と同じ日に見た。就職してからは同じような年按配の同期と同期会のカラオケでOPの「残酷な天使のテーゼ」をデュエット(笑)したりとか。
 確かに当時の熱狂振りは異常だったと思うし、あれを思春期に見て影響を受けちゃった人たちは大変だろうなあと思う。もちろん自分も何がしかの影響を受けたというか、ある種のトラウマになっちゃっている部分もあるかもしれない。
 番組の最後で岡田氏が言っていたが、エヴァンゲリオンは面白いSFアニメという側面もまちがなくある。途中からあんなふうになってあんな終わり方をしたので色々騒動になったが、あれはまちがなくSFアニメだった。
 ああ、また1話から見たくなってきた、NHKのBSでやってくれることを願ってみるか。
残酷な天使のテーゼ / FLY ME TO THE MOON