来週サイト更新しようかなと。

 来週水曜日、サイト更新します。これにて長らく定期更新してきた助けとなったいわゆるストック(書き溜め)分の話はすべて放出したことに。以降は、「月1回新作更新」を目標にしていきたいと思いつつ、主にダウンロード版作成とか、モバイル対応版作成だとかに精を出す予定。
 さて、来週の更新は、お待たせした方にはお待たせしました。オリジナル・全年齢対象・長編連載オンライン小説検索サイトWandering Networkの企画、第1回WanNe短編コンテストに投稿した作品、「白衣の愚天使たち」改め「空想・化学・研究室」をアップします。
 これは学園“ラブなし”コメディ、つまりはドタバタもの。学園といっても舞台は大学なんだけどね。コンテスト投稿作品は4000文字という縛りがあったので、割愛したシーンがあったりする。
 今回アップするのは、その後、4000文字版に足して同人誌として出したもの。以前メールマガジンでお届けしたのは4000文字版なので、同人誌版を読んでいない方たちにとっては、初見ということになりますな。

 ちなみにWandering Networkでは現在、第2回WanNe短編コンテストを開催している。今日、全17作を読んだ。まあ、4000文字という縛りがあるので、わりと、さくっと読めた。いろんなジャンル・タイプの作品がそろっているので、とにかく全部目を通しても損はないかと。今回は特にそれぞれの作者の実験作が集まっているような気がした。
 で、気に入った作品があったら、投票所に行って投票すると、投票された作品の作者は喜ぶんじゃないだろうか。自分はあらすじでは「?」と思った作品を意外と気に入って投票してしまった。
 なぜこの数あるオンライン小説コンテストの中で、この短編コンテストを推すのかというと、「読者投票が終わるまで投稿者はヒミツ」という規定のため。オンライン小説はわりと狭くて人が少ない世界だから、投稿者を明かすと、まあ、宣伝が上手なサイトの作品に票が集まりがち、はたから見れば「組織票なんじゃないの、コレ?」ということが起こりがちなんだよね。「投稿者ヒミツ」ならそういうことが起こりにくいだろうと。だから自分は、このコンテストを推すわけです。自分が知っている限り、そういう規定を設けているのはこの企画だけだし。
 最も主催者がその意図でこの規定を設けたかどうかは知る由もないが。