春は松たか子。

 夏はサザン、もしくはチューブ、冬は広瀬香美とJ−POP界では言われていますが、私は加えて「春は松たか子」と声を大にして言いたい。デビュー曲の「明日、春が来たら」といい、「サクラ・フワリ」や「いつか、桜の雨が」など、春に関する名曲が多い。
 淡い期待とか、ちょっとした淋しさとか、桜の花の美しさ儚さなど春の持つ雰囲気を見事に表現した曲が多いのです。
 元々、松たか子嬢がデビューしたてでパンのコマーシャルかなんかで「あーした、春が来たらー、きーみに会いにゆこう」なんて歌ってた時は、私はほとんど興味がなかったのですが、松たか子嬢自身が作詞作曲をするようになってから、(2枚目のアルバムあたりから?)純邦楽っぽさを感じさせるメロディや歌詞が心のツボにヒットするようになって、今では松たか子嬢自身のファンになりつつあります。松たか子嬢の舞台を見に行きたいよー。
 なぜ、このこれから冬に向かう季節に「春は松たか子」と書いているのかというと、今書いているメールマガジン向けのお話が春な雰囲気のお話(テーマが桜だしね)だからです。
 私はお話を書く際にイメージ曲を決めてから書くタイプなのですが、(そうするとイメージ曲を流した途端に作品の世界には入れるので)昨日、執筆中にイメージ曲を模索していて松たか子嬢の一連の春に関する曲がお話にぴったりするのを発見したのです。
 だから私の心の中の季節はすっかり春だぞよ。