百円文庫オンライン文学賞受賞のその後。

 ネット外でもお祝いをくれた各友人、ありがとうございました。
 百円文庫の掲示板にも書きましたが、入賞したのは十数年書き続けてきて初の快挙。
 それまでは十年くらい前に第1回ジャンプノベルの一次選考通過くらいしかなかったし。
 賞への応募は5、6年前まではよくやっていたけど結果出ないし、同人に力を入れたかったし、ということで遠ざかっていた公募。
 今回のオンライン文学賞では審査員に藤井青銅という好きな作家さんがいて(アニメージュ文庫のシナチクシリーズもサンバイマンも読みました)一念発起して応募してみました。
 受賞も嬉しいけど、賞の選考にあたって藤井青銅さんに私の作品を読んでいただけただろうというのが嬉しい。酷評だったかもしれなくても。
 受賞のその後。……っていうか、内示があった後の話。実はそーとー悩んでおりました。
 賞を受けることはもちろん嬉しい。問題は電子書籍化で、わずかながらも印税が発生する可能性があること。
 でも、勤めている会社は原則兼業禁止。
 人事課に相談しに行ったり、主催者側の担当者とメールやり取りしたり、けっこう、色々動いていました(今も動き中)。
 結局、作家として仕事を請け負うわけではないのだからと、電子書籍化の契約の仕方次第でなんとかなりそうです。ただ、一定額以上印税が入ったら(入るのか!?)、確定申告しなくちゃね。
 今回は「オンライン」文学賞という事で、講評を見ると審査員方々もオンラインorネットならではの作品ということに力点をおいて選んだみたいです。
 でも、自分が賞をいただいたお話はネットにもコンピュータにもまったく関係ない、オリエンタルなファンタジー話。なんか、恐縮してしまいます。逆にそれが良かったのか??