私は華原朋美嬢のファンだ。

 「私は華原朋美のファン」そう宣言すると、世間ではなぜか非難されるような感じがしまする。
 そりゃ、華原朋美嬢と言えば、日本の大プロデューサー小室哲哉氏とかつては恋人同士の関係で公私共にプロデュースを受け、実力がそれほどでもないのに売れたみたいなイメージを持つ人もあるかもしれません。
 確かに朋ちゃんは某テレビ番組で「H2Oって酸素〜??」などと発言し、化学学部系学生から「そんなこと言っても生きていけるなんて、オキラクよね」と白い目で見られたこともありますが、それでも私は華原朋美嬢のファンなのです。
 何故そこまで入れ込むかというと、朋ちゃんが私と同い年だからというのが理由の一つです。(同い年には他にTOKIO国分太一氏もいます)なんか、おんなじ時の中で生きてきたんだなあ、と思うと、詩の内容にもすごく共感してしまうのです。
 華原朋美の最大のヒット曲として「I’m ploud」という曲がありますが、これはもう、私の人生の公式テーマソングでしてPHSの着メロとしても登録し、
 学生時代、一人暮らししていた折には自作の留守電の応答にもこの曲を吹き込んでいたぐらいなのです。
 確かに、エフェクトとかで音程を補正していたかもしれません。
 でも、歌はある程度の技術があれば、あとは表現力、パッションだと思うのです。
 私は華原朋美の「I’m ploud」にもうこれ以上ないくらい、心揺さぶられ、それ以来ファンなのです。
 ああいう歌が歌えるならば、たとえ実力はそこそこでも、H2Oが酸素だと思っていても、いい!! と私は思っています。
 その朋ちゃんですが、現在、小室氏の威光もなくなり、今はあのヒッチハイク企画で一斉を風靡した「電波少年」の中で「自分一人の力でアメリカでCDデビューをする」という企画に挑んでいます。
 その様子に私はむちゃくちゃ励まされています。
 かつてはなんでも手に入ったであろう彼女が、たった一人の力で挑んでいるのです。
 歌の世界に戻るのは、小室氏の影もあり、さぞかし悩んだことでしょう。
 それでも彼女は自分自身が歌が好きなことを思い出し、戻ってきたのです!
 先々週の電波少年の放送でボーカルトレーニングを受け、「I’m ploud」英語版を歌い、観客から拍手を受けた彼女は本当に感動モノでした。
 彼女には間違いなく実力があるんです。
 どん底に落ちたであろう彼女が復活するさまを私は一ファンとして、周りの非難にもめげずにこれからも見守っていきます。

 ……ちょっと熱く語ってみました。