『タイムスリップ源平合戦』(全10回)最終回の感想、あるいはNHKの大河ドラマPRの戦略。
青春アドベンチャー今年の第1作目。原案は鯨統一郎氏。ちなみに昨年の青春アドベンチャーの第1作目は『タイムスリップ明治維新』、こちらは鯨統一郎氏が原作となっており、小説が出ている。主人公は両方とも田村ゆかり嬢が演じる麓麗(ふもとうらら)という女子高生(主人公の名前、ラジオで音声だけ聞いている時は感じなかったが、原作小説の紹介文から名前を漢字で拾ってきて、すごい字面だと思った)。
で、昨年の大河ドラマは新選組!で今年の大河は義経。もしかしてNHKは毎年最初の青春アドベンチャーを大河ドラマと同じテーマを取り上げた「タイムスリップ」シリーズをやっていくのだろうか? 年末の「年忘れ」シリーズと同様、恒例となるかどうかこれから注目しておくか。
今回のタイムスリップ源平合戦は義経=チンギス・ハーン説と絡めてうまいことまとめたように思えるが、義経と麗の心の交流がそこまであったとは思えないのだが。その辺をもう少し描写してほしかった。
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/07
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