Nスペ再放送中

 ただいま、深夜でNHKスペシャル「こども・輝けいのち」の再放送をやっています。いろんな境遇のこどもたちの生き様のドキュメンタリーなのですが、今日未明に放映された第3集涙と笑いのハッピークラスは最初から最後まで、泣きじゃくるくらい大泣きしながら見ていました。
 ある小学校の4年1組の1年間を追いかけたもので、まあ、内容的には平凡なんです。クラスでうるさくして怒られる子あり、いじめに対してみんなで考えたり、転校する子がいたり、家族が亡くなる子がいたり。日本中のどの小学校のどのクラスでもありがちなこと。ありがちだからこそ、自分の過去と重ねてしまって、共感しまくって、涙腺が緩みました。
 いやー小学生って、本当に素直っスね。まあ、彼らなりに色々あるんでしょうけど、オトナ世界ほど本心と建前が入り乱れたり、陰謀が渦巻いていることはないと思う。なんかね、真心で人と接していくことの素晴らしさを改めて認識させられました。
 だから大人社会がイカン! というのではなく、それも必要なことで、でも、ああいう「幸福な子供時代」を経ないと、社会に出たときにどこかいびつな人間になってしまうんじゃなかろうか。


 なんだかんだいってNHKはやはり良い番組を作りますな。