三鷹の森ジブリ美術館へ行ってきました。とりあえずその2
行ったのは先週なのだが、改めて書いてみる。
23日に書いた日記の続きで、ジブリ美術館で買ったものについて。
ジブリ美術館にはグッズのショップ「マンマユート」と書籍のショップ「トライホークス」があります。
マンマユートには、ぬいぐるみとかセル画とかピンバッチとか色々グッズはあるのですが、何気におみやげにはむずかしいし、マニア的にはちょっと物足りない感じ。
いや、マニア向けのグッズはあるのだよ、ただ高くて手が出せない(泣)。
飛行石(バカラ製)2万円とか、ロボット兵(銀製)十ウン万円とか。
買えませんがな。
そんな中で私めが購入したものは以下の通り。
ジブリ美術館紋章クッキー(缶入り)1500円(会社及び家族のお土産用。モロゾフで作っているので当然美味しい。缶が結構良いので、空になったものを自分用に確保)
ロボット兵のトレイ 880円(頭と腕が動く)
トトロのふせん(コルクケース)400円(職場の女の子へのおみやげ用)
トトロのフカフカお手玉大 580円(タオル地のトトロのぬいぐるみ・友人のご子息用おみやげ)
個人的にはテトのぬいぐるみがあったら買ったんだけどなあ。
メーヴェのプラモデルとか。
トライホークスでもしっかり書籍を買いました(自分用)
買ったのは以下の2冊。
サン・テグジュペリ作「人間の土地」
設定集「ジ・アート・オブ・ホームズ」
2冊とも思い入れのあった本です。
「人間の土地」は新潮文庫。表紙と解説が宮崎駿氏。
作者はあの「星の王子様」を書いた人です。
愛読しているメールマガジンの発行人氏が非常に強力にこの本をプッシュしていたことがあって気になっていたのですが、トライホークスでみつけたのは運命だろうと思って買いました。
「ジ・アート・オブ・ホームズ」は、この本に出会ったのは運命としか思えないです。
「ジ・アート・オブ〜」は、ジブリがらみというか徳間がらみの映画の関連書籍でよく出す本で、映画の設定集とか、作り手のインタビューとか、そんな感じの本です。
で、「名探偵ホームズ」という犬のアニメがありまして、これはイタリアとの共同制作で、宮崎氏も一枚かんでいるアニメなのですが、テレビ版と映画版がありまして、映画版は「風の谷のナウシカ」とか「天空の城ラピュタ」と同時上映でした。
自分はテレビ版ではまりまして、(テレビ版だとホームズの声を広川太一郎氏が演じている!)はまったのが再放送だったので、関連グッズがほとんどなく、この「ジ・アート・オブ・ホームズ」が究極の関連アイテムだろうと勝手に思っていたのです。
そして、なんとしても手に入れねば! と躍起になっていました。
ところが当時(10年ちょっと前)あらゆる本屋やアニメイトに問い合わせたところ、「ジ・アート・オブ・ホームズ」は絶版だったのです……。
そして、十数年の月日が流れ、三鷹の森ジブリ美術館で「ジ・アート・オブ・ホームズ」と運命の出会いを果たしたのでした。
おくづけを見てみると初版が1984年6月30日、2刷が2001年7月10日、手に入れたのは2刷版でした。
察するに、ジブリ美術館オープン(2001年10月)に合わせて増刷をかけたのだろうと。
自分がさがしていた90年代にはちょうど絶版状態だったのでしょう。
石の上にも三年とか、桃栗三年柿八年とかいいますが、自分の場合は「ホームズ10年」ということですな。
ジブリ美術館内の「トライホークス」は宮崎駿氏関連の書籍の蒐集力は(当然といえば当然だけど)ものすごいですよ。
なにせ、絶版の本を復刊させちゃうのですから。