恋愛モノってみんな好きねぇ。

 うちは「SFとファンタジーの創作小説サイト」なのだが、いちばんアクセス数を稼いでいるのはオカルト風ラブコメな話「ミッドナイト・フライト」だったり。
 で、長らくそのオカルトラブコメが当サイトの月間アクセスランキングトップの座にあったのだが、本日、今月の月間アクセスランキングトップの座を先週アップしたばかりの近未来恋愛話に明け渡した。
 近未来なので、いちおうSFっつーことで、まあ、いいかなと。で、この近未来恋愛中編「遥かなる海に花束を」だが、タイトルはもちろん名作SFで今、テレビドラマ化もされた「アルジャーノンに花束を」からもらってきている。
 そして、この話の元は「宇宙戦艦ヤマト」のパロディだったのだ!
 ちなみに、榊→真田四郎(ヤマトの技師長)、久方→古代守(主人公 古代進の兄)。
 でも声のイメージは榊→富山敬氏、久方→広川太一郎氏、メグ→島本須美嬢で読んでもらいたい。(←できる人は)
 当時のメモを見ると、なんでもテレビ版ヤマト第18話「浮かぶ要塞島!!たった二人の決死隊!!」(ちなみにこの話の絵コンテは初代ガンダムキャラデザの安彦良和氏、作監はスタジオライブの芦田豊雄(老師)氏。……スゲエ)に偉くインスパイアされて書いたようだ。
 この話のあらすじを調べてみたら、この話はヤマトの技師長、真田四郎(「こんなこともあろうかと」)の過去話だった。この18話で、真田と古代進の兄、守が同期という衝撃の事実が明かされている。
 それなら二人の間にこういう話もありか? と思って書いたのが「遥かなる海に花束を」なのだった。
 ちなみに守はイスカンダルの女王スターシャとの間に娘がいて、この辺も「花束」に反映されている。