究極の鍋を求めて

 またもや鍋(調理器具)話。ひとり暮らしに備え、鍋を検討中。「ひとり暮らし→鍋」に至るまでの間のことは、特に気にしないこと。
 さて、鍋はもはやシャトルシェフとビタクラフト以外の選択はあるまい! と思っていたが、目が覚めました。
 まあ、シャトルシェフ(保温鍋)は買うとして。ビタクラフトは、いわゆるステンレス多層構造鍋なのだ。嫌アルミ鍋、ほうろう鍋苦手の自分としてはステンレス多層構造鍋に行き着くのは、まあ、妥当だと思う。
 さて、ここからだ。なぜステンレス多層構造鍋なのか。×アルミ、ほうろうとなると、残る材質は、土鍋、鉄鍋、ガラス鍋、銅鍋、ステンレスくらいになるが、土、ガラス、銅は普段使いの鍋としては、ちと一般的じゃあ、ない。
 鉄は重い。さびるので手入れが大変。(でもフライパンと中華鍋はテフロン加工してない鉄製にするつもり)
 するとステンレスなのだ。で、ステンレス鍋を見ていると必ず出てくるのが多層構造。そして、ベイパーシール効果(ふたと鍋のフチがぴちっと合うので、間に水蒸気の膜ができるということらしい)。多層構造&フタフチぴちっと、だと、無水調理、無油調理、余熱調理、オーブン調理ができるのだ。
 無水調理→水のほとんど使わないので栄養が逃げない
 無油調理→油を使う量が減るので健康に良い
 余熱調理→弱火で調理できるのでガス節約&環境にやさしい
 オーブン調理→ケーキも焼けちゃうぞ!
みたいな。
 これらの機能を大々的に謳っているのがアメリカのビタクラフトの鍋というわけ。このビタクラフトの鍋は、形も非常に美しい。しかーし、ひとつ欠点があって……高い。大体、2、3万が主流。まあ、数ある鍋の中でのブランド物だからね。
 で、国産のでも同じようなステンレス多層構造鍋がいくつかあるのだが、中でもジオプロダクトというのが良さげ。もちろん、無水・無油・余熱・オーブン調理もオッケー。形も美しい。あの服部幸應先生も薦めていらしゃいまする。お値段も1万円前後が主流。ビタクラフトに比べたら、だいぶ手頃。
 しかーし、自分的にひとつ心配なことがあって、このジオプロダクトの鍋、取っ手もステンレスなのだ。熱が伝わってこないのだろうかと心配……していたのだが、本日、その心配が解消した。

解消その1
 あちこちのサイトを見ていたらこんなことが書いてあった。
「無水・無油・余熱調理は弱火で行うもの、そもそも取っ手が熱くなるくらい加熱すると無水・無油・余熱調理にならない」 ……まあ、そこそこ納得。

解消その2
 この鍋はあのSMAP×SMAPのビストロスマップでも使用されている。これで超納得。

 ビストロスマップといえば国民的アイドルグループSMAPが料理を作ってゲストに食べさせるという番組。で、SMAP(特に最近、料理を始めた中居君)に使いこなせるならば、自分にも使いこなせるに違いない! というわけ。もしSMAPファンの婦女子が見ていたら誤解しないで下され。決してSMAPをバカにしているわけではないのだよ。料理を本職としない彼ら(すごく練習しているのは分かるが)が使いこなせるなら、という意味なので。
 本日、スマスマのオンエアチェックをしてみたところ、確かにジオプロダクトの鍋だった。
 というわけで、ひとり暮らしをするにあたり、ビストロスマップで使用されているジオプロダクト鍋の購入を決定。